教えて先輩「心理学の集い」を開催しました。
学友会では、2022年12月10日(土)の21:00~22:50頃まで勉強会として「心理学の集い」を開催
しました。自由参加形式のご案内に総勢27名の方々が集いました。 ご参加ありがとうございました。
今回のテーマは、「学んだ心理学を今後どのように活かしていけるか」、「学びを続ける方法は?」など、
かねてからよくご質問いただくテーマを取り上げて、「教えて先輩」という形式で、心理学系大学院に進学
された小林彰久さんと、キャリアカウンセラーとして働きながら今年、公認心理師試験に合格された
綿貫真弓さんにスピーチしてもらいました。
小林さんからは「大学院とは何をするところか」という話に加え、「進学は社会人としてのスキルアップに
つながる」ということで、大学院では問題発見力や解決力が身につくというメリットがあることも教えて
もらいました。また受験方法や受験対策などについてもお話いただきました。
綿貫さんは「心理学の活かし方」というテーマで「なぜ心理学を学んだのか」から始まり 「心理学を学んで
どのような活動をしてきたか、どのように仕事に活かしてきたか」と、ご自分の経験を丁寧に話して下さい
ました。その上で、参加者の皆さんに役立つ心理学系隣接資格の情報や、認定心理士資格の活用方法
などをお伝えいただきました。
ご自分が心理学を学んで活かしていることの一つとして「肯定的ストローク※① (エリック・バーン ※②」
のくだりが印象的でした。
参加された方々は熱心に質問をされていましたが開催時間から約100分、夜も更けてきた頃にお開き
と致しました。
スピーカーを務めてくださったお二方には改めて拍手を送りたく思います。ありがとうございました。
そして今回お目にかかることができなかった皆様も、またの機会にお会いできることを楽しみにして
おります。
※① 肯定的ストローク: 感謝を伝える、微笑みかける、握手をする、あいさつをする、話を傾聴する、
抱きしめる、相手を信頼する、など相手の存在を認める行為(刺激)。
※② エリック・バーン(Eric Berne、1910年5月10日 - 1970年7月15日)。1957年に交流分析を提唱
したカナダ出身の精神科医。